知りたい!の源

京大卒の塾講師が感じた様々な事を書くブログ

「真面目に」勉強してはいけない!

勉強しているとき、 「真面目にやりなさい!」 と言われた事ありませんか?

実は、多少おちゃらけることは勉強する時にとても大事です。 楽しくないとそもそもやりたくなくなるからです。

ぐんぐん伸びるためには、勉強は真面目にやるのではなく「真剣に」やらないといけません。

どっちも同じじゃないか! という声が聞こえて来そうです。

でも、本当にそうでしょうか?

それぞれの言葉を「遊ぶ」につけた時、どんな感じがしますか?

○真面目に遊ぶ

○真剣に遊ぶ

真面目と遊ぶは、なんだか合わないですよね。真面目ってなんか楽しくなさそうです。

それに対して、「真剣に遊ぶ」って本当に楽しそうじゃないですか??

勉強に必要なのは、「真剣に遊んでいる」時の真剣さです。 けっして、机に向かって黙々と「真面目に」作業をこなす事ではありません。 子供が「真面目に」勉強し始めたら黄色信号です。将来の伸びはあまり期待できません。

真剣に遊べる子供だけが、「真剣に」勉強する感覚を身につける事が出来ます。

子供が何かにこだわって1人で何時間も1つのことを遊び出したら、喜んであげてください。 何時間も同じ遊びをしている時、実は自分で工夫して遊びを変化させています。 目標を自分で設定したり、独自ルールを決めたり。 そうでないとすぐ飽きてしまうのです。 遊びを工夫する、もっと言えば遊びを自分で作る力は、そのまま勉強に集中する力になります。